美味しく実験『小学生のキッチンでおやつマジック』2008年09月18日

キウィに砂糖を混ぜたところ
 夏休みが終わった後で自由研究も関係ない時期だけれど…『小学生のキッチンでおやつマジック』とっても楽しい本である。友人のブログの記事で出会った本だ。本が届いた日、早速、娘と砂糖+キウィの実験をしてみた。キウィを切ったものに、半カップの砂糖を混ぜて一時間待つとどうなるか…クイズ形式になっている。実験前に結果を予測して、そして実際はどうなるかを観察した。そして、実験結果は美味しくいただいた。小学一年の娘でも簡単にできるのがありがたい。

 他の実験も砂糖、卵、牛乳、小麦粉、果物など、材料は身近なものばかり。そして、なんといっても、この実験で作ったものは全部食べられるのがいい。大体は美味しそうだ。(食欲が湧かないのも若干あるが)面白いのがなによりだが、物質の性質を学ぶ化学実験になっているあたりが、教育的でもある。

 『小学生のキッチンでおやつマジック』は学研の雑誌『3年の科学』に連載した記事を加筆修正したもの。著者・村上祥子さんは電子レンジを駆使したかんたんヘルシー料理の第一人者で30秒発酵パン、バナナ酢の生みの親である。

 それから、実はこの本、実家の母が孫娘のためにブッククラブに入ってくれていて、配本変更を依頼して届いた本である。娘の本好きは、好きな本をいつも読めるようにしてくれている実家の母のおかげと感謝している。

 さて、次は何の実験をやろうかな~。

読んだ本:村上祥子『小学生のキッチンでおやつマジック』(学研、2008)
参考:空飛ぶ料理研究家村上祥子のホームページ http://www.murakami-s.com/index.htm