小学館版学習まんがスペシャル『レーナ・マリア』をよむ2009年06月20日

『レーナ・マリア』小学館版学習まんがスペシャル
 まんがの伝記『レーナ・マリア』『エリザベス女王』を友達が貸してくれて、母子で読んだ。娘は伝記も漫画も自分で読んだのは初めてだと思う。そういみでは記念すべき本になった。まずは『レーナ・マリア』の感想から。
 
 「レーナ・マリア」という女性はこの本で初めて知った。生まれつき両手が無く片足が半分の長さという体の障害はあるものの、素晴らしい家族・友人に恵まれ支えられて、心も体も極めて健やかに育った幸せな女性であると感じた。彼女の明るさとその活躍は多くの人に希望の光を届けることだろう。
 
 レーナ・マリアは障害者にとってスウェーデンほどいい国は無いと言っている。障害児に学校まで介護アシスタントをつけたり、かずかずの補助器具など、あらゆる面で国が支援してくれるのだという。彼女が運転する車のハンドルを床につける改造費は市が出してくれた。収入により援助額は異なるらしい。障害が持つ人を社会が受け入れていることが、国の福祉の水準の高さにつながっているのだろう。
 
読んだ本:『レーナ・マリア』(小学館版学習まんがスペシャル、1999)
 
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