バレエの発表会終わりました~2010年04月12日


4月11日()はモダンバレエの発表会だった。娘は年中の頃、幼稚園のホールで行われていたバレエのレッスンを覗いていた。レオタード姿にあこがれて、レッスンに参加するようになって三年目、娘は初めて発表会に参加した。そしてもちろん私が発表会に参加する娘をサポートするのも初めてである。

発表会というのは、実は母がとっても大変なのだと、聞いてはいたが、本当にそうだった。衣装にペチコート、ファスナーやホック、スパンコールを縫い付け、本番前の2-3ヶ月間の休日に設定された練習日には娘を連れて遠路はるばる合わせ稽古に通い、初めての舞台用メイクに挑戦し、照明合わせ、リハーサルと本番はつきっきりでお世話をした。特に当日は舞台と楽屋を往復して、食事をゆっくりする時間もない。娘と一緒に参加しているようなものだ。母は完全に裏方だけれど。

夫の両親が遠路はるばる駆けつけて、早々と会場に着いて、式典でお免状をいただくところから見てくれた。おじいちゃん、おばあちゃんに応援してもらって、出番の後には楽屋まで娘に会いに来て素敵な花束を贈ってもらった。仲良しの友人も家族で応援に来てくれた。熱を出して伏せっていた夫も娘の出番だけはがんばって見に来た。周りの人達に愛されて、娘は本当に幸せ者である。

 ところで、肝心の娘は大過なく舞台を終えた。彼女は自分の演技に満足気であった。私から見てもほぼ完璧な演技だった。思えば昨年後半は病気続きでバレエのレッスンを三ヶ月お休みし、発表会の練習も二ヶ月ほど遅れてのスタートだった。先生のご指導と本人のがんばりで追いついて、無事発表会を終えることができて、感慨ひとしおである。病気の後、健康をとりもどすにあたって、週一回のバレエと今回の発表会の練習は大きな力となったと感謝している。(2010年4月13日修正)