あこがれの人はお父さん、面白い人は…2010年06月10日

 娘が友達からたびたびプロフ帳なるものをもらうようになった。以前はサイン帳と言っていたけれど、今はプロフィール帳、略してプロフ帳というらしい。ファイル式になっていて外せるから一枚ずつ配ることができる。

 娘がもらったのを見ると、それぞれ可愛いデザインで項目や質問にも趣向がこらしてある。氏名や住所、電話番号、趣味、特技の他に、「しょうらいのゆめは?」「もしも一つだけ願いが叶うのなら?」「もしもタイムトラベルできるとしたら?」「もしも一日だけ有名人になったら何する?」「思い出に残っているできごとは?」「誰に似ているっていわれる?」「十年後の自分に一言」などの質問が並ぶ。これを渡されたとき、娘は当初何を書いてよいか分からず戸惑っていたようだ。書き始めてからも、私に「これなんのこと?」と何度も聞いてきた。ようやく、書き終わったので、本人の了解を得て見てみると…

 こんな項目があった。「れんそうコーナー」そこには「かわいい人」「あこがれの人」「かっこいい人」「おもしろい人」「おしゃれな人」「やさしい人」とある。娘は「あこがれの人」は「お父さん」、「おもしろい人」には「お母さん」と書いていた。娘にとって私はおもしろい人らしい…「あこがれの人」になりたかったが、仕方がない(^^;)ちなみに「やさしい人」は「かぞく」だそうだ。

 娘もワープロでプロフ帳を作り、学校で配ったところ、あっという間にみんな書いてくれて、渡した翌日には戻ってきた。娘曰く「みんな書くのはやいんだよ」私もみんな自分のことがよく分かっているのだと感心した。