溶連菌にご注意を2011年12月09日

娘が「耳が痛い」「聞こえにくい」というので慌てて耳鼻科へ行った。
幸い耳は大丈夫だったが…
「溶連菌が出ていますね。明日から三日間学校は休んでください。」
というわけで、今週は完全に家に閉じこもりきりに。
溶連菌はアレルギー性紫斑病の再発にもつながるから、油断できない。
娘は(もちろん私も)週明けに学校へ行くのをを楽しみにしている。
溶連菌感染症が流行っているようです。皆様もどうぞご注意を。

皆既月食観測中2011年12月10日

今日は11年ぶりの皆既月食である。
21時45分、家族で双眼鏡を手に外に出た。
南の空をのぞむと、雲はあるものの、月は出ていた。少し左下がかけ始めているのが見えた。外は寒いので、時間をおくことにして、一旦家に戻った。皆既の少し前に再び外に出ると、すでに細い三日月くらいになった月の形が、徐々に細くなり、やがて影に覆われた。
皆既月食
皆既は23時5分から58分まで、今日は少々夜更かしすることになりそうだ。

台湾の地図で学ぶ地理の基礎知識-義務教育課程標準実験教科書『地理』2011年12月13日

思想教育とはこういうものも指すのだろうか。いまの中国の中学生は台湾の地図で基礎知識を学んでいるようだ。義務教育課程標準実験教科書『地理』七年級上冊、を見ていて偶然見つけた。

 この教科書、第一章「地球と地図」第三節「地図」の第一項「地図の基本要素」に見える地図、なんと台湾の衛星写真と台湾島の地図である。説明文はただ地図とは何かを説明する内容で「台湾」の文字はない。七年級というのは日本なら中学校一年生にあたる。恐らく地理のはじめの授業で見る地図、印象は深いはずだ。中国なら中国地図が載るのが普通だろう。それをわざわざ台湾の地図にしている。

今の中国の教科書は以前ほど思想教育的には見えない。かつては沢山載っていた政治家や烈士の逸話は目に見えて減った。でも、いろいろなところに、さりげなく潜んでいるものを見つけるたびに、本質的には変わっていないことに気づかされる。

参考:義務教育課程標準実験教科書『地理』七年級上冊(2001年第一版、人民教育出版社)

中国の地理教科書