尖閣諸島沖の衝突事件、幕引きに期待 ― 2010年09月24日
尖閣諸島沖の衝突事件、新しい展開があった。昨日、前原外相はクリントン国防長官との首脳会談で尖閣諸島は日米安全保障条約の適用対象になるという発言を引き出し、菅首相はオバマ大統領との首脳会談で日米同盟を深化させる方針を引き出した。日本政府は今回の尖閣諸島沖の衝突事件によって、微妙だったアメリカとの関係改善という外交的果実を得た、と言えそうだ。
そして日本側はこのタイミングで中国漁船の船長を処分保留のまま釈放することにしたらしい。今日那覇地検が発表した。釈放には賛否両論(というか批判のほうが多そう)ありそうだ。22日の天声人語を思い出した。これが菅内閣流の「負けを意識させない勝ち方」なのかもしれない。
普通に考えれば、漁船の船長が釈放されれば、中国側も日本に圧力をかけ続ける理由が無くなるはず…そろそろ幕引きしてほしいものだ。日中両国の間で多数の人々が意外な余波に迷惑を蒙っている。今後の中国側の反応、日本政府の対応に注目したい。
参考:尖閣沖の衝突事件、中国人船長を釈放へ「日中関係考慮」 - asahi.com
http://www.asahi.com/international/update/0924/TKY201009240180.html
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