学生による台湾立法院占拠、王金平立法院長の声明で平和裏に幕か ― 2014年04月08日
台湾立法院の占拠は暑い中3週間にも及びましたが、王金平立法院院長の声明を受けて、学生代表は立法院を10日午後6時に立ち退くと発表しました。馬英九総統も会見の中で、王院長の声明に「感動」したと述べ、感謝の意を表しています。国民党からは批判の声が聞こえますが、国際的に注目されていた事件だけに、馬総統としては最低限の条件で、学生を立法院から退去させる方が優先事項だったに違い有りません。立法院長の権限をもつ大物政治家が自ら立法院を訪ねて学生に語りかけ、学生と政府双方の面子を立てて、学生が退去できるようきっかけを作ったことで、最悪の事態は免れました。何とか平和裏に解決しそうで一安心、ですが、退去に反対しているグループもいるようで、退去が無事済むまでは気が抜けそうにありません。(2014年4月9日改訂)
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