ハーブブームの再来2009年03月14日

佐々木薫『ハーブティ』
 久しぶりにハーブブームが戻ってきた。実は娘のお気に入りの本「魔法の庭シリーズ」に影響されたのだ。以前は適当にブレンドして飲んでいたのだけれど、今回は『ハーブティ』(池田書店)を購入してみた。読んでみると、57種類ものハーブの図鑑が載っていて、それぞれの効能や使い方が説明してあり、なかなか奥深い。単品とブレンドを合わせると192のハーブティが載っており、飲む方ばかりでなく、ハーブティをいわばハーブからの抽出液として、湿布や入浴剤として使う方法も紹介しているし、ハーブを使ったお菓子やパンの作り方、石鹸の作り方まで載っている。日常の生活レベルでハーブを楽しむには十分な内容だと思う。問題があるとすれば、57種類のハーブ、思わずいろいろ試してみたくなることかも。

 『ハーブティ』を見てジャーマンカモミールの温浴と目の湿布を試してみた。特に目の湿布がとても心地よく、気分もリラックスできる。やさしい香のなかで疲れた目が癒されるのがとっても幸せ。ジャーマンカモミール、あっという間に無くなりそうだ。

 やるとなると、とことんやりたくなる私。昨日もハーブな一日だった。朝起きるとまずはペパーミントとレモングラスのブレンドティですっきり目を覚まして、おやつの時間には娘のリクエストで「ローズヒップティ」を、そして寝る前にカモミールティでほっと一息、更に娘と一緒にハーブサシェ(香り袋)を作ったり…ちょっと優雅な気分を味わっている(^^)

読んだ本:佐々木薫『ハーブティ』(池田書店、1998)

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宝塚歌劇「マイ ディア ニュー オーリンズ」「ア ビヤント」良かったです2009年02月22日

 数年ぶりに友人と宝塚大劇場に足を運んだ。今回見たのはミュージカル『My dear New Orleans(マイ ディア ニューオリンズ)』-愛する我が街-とレビュー『ア ビヤント』の二本立てである。華やかな夢の世界にどっぷりと浸かってとっても幸せな時間を過ごすことが出来た。

 ミュージカルの方は…宝塚歌劇HPの紹介はこうなっている。「20世紀初頭、アメリカ南部の港町ニューオリンズ。フランス植民地時代の名残と、白人と黒人の混血であるクレオールの文化、スペイン、カリブ……様々な人種と文化が入り混じり、独特の芳香を放っていたこの街は、いたる所に音楽が溢れ、人々の生活は、常に音楽と共にあった。ジャズ発祥の地と言われる、このニューオリンズの貧民街に生まれ、歌うことに希望を見出して生きたクレオールの青年と、エキゾティックな美貌で男心を捉える薄幸の美女との出会いと運命を軸に、音楽を通して生きる勇気を育み、どんな運命にも、明るくたくましく生き抜こうとした人々を描くミュージカル。」

 ミュージカルは物語も、歌も踊りも素晴らしかった。なにより、最近の私の関心事である20世紀初頭という時代を描いていたのが嬉しかった。先日読んだ「ラフカディオ・ハーンの生涯」の第一巻目の20世紀初頭のアメリカが頭をよぎった。黒人と白人の結婚も認められていなかった、人種差別が合法だった時代のアメリカ。いろいろな方向から時代を見るのはとても興味深い。100年後にアフリカ系の大統領が就任するとは、その頃の人々には想像も付かなかったに違いない。

 レビュー・ファンタスティーク『ア ビヤント』の方は…宝塚歌劇HPの紹介はこうなっている。「[ア ビヤント]は、フランス語で[またね!]という意味。パリの街にポツンとたたずむ取り壊された一軒のレビュー小屋。時の妖精が一晩だけの夢を叶えるために劇場に明かりを灯すと、一夜きりの輝くばかりのステージが甦る……。劇場に集う人々、スター達の様々な思いを綴った、クラシカルでロマンティックな夢の詰まったレビュー作品。」

 レビューは期待通りの宝塚らしい華やかな衣装と踊り。思わず目を奪われた。群舞が美しかった。ひとときの夢の世界をありがとう。また機会を見つけて行きたくなりました。

参考:宝塚歌劇公式ホームページ http://kageki.hankyu.co.jp/

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ウシ模様のヤギ・うしかくん2009年01月09日

ウシに見えるけど本当はヤギ・うしかくん
 最近の新聞のトップは景気の急激な悪化とガザの悲劇…暗く悲しいニュースばかりが続いている。
 
 新聞社の読者への思いやりだろうか、今日の朝日新聞・朝刊の一面に可愛い写真が載っていた。丑年だから可愛い子牛を載せたのかな、と思って記事を見たら、これがなんとホルスタイン柄の山羊。母親は茶色で、一緒に生まれた妹も茶色だそうで、突然変異らしい。公募して決まった名前は、牛みたいな山羊だから、「うしか」。妹はスタッフの方が「やぎよ」と命名したそうだ。

 可愛かったので、思わず描いてみた。うしかくん、子山羊と言われればそんな気もするが、子牛と言われても違和感がない。山羊はウシ目(偶蹄目)ウシ亜目(反芻亜目)ウシ科ヤギ属に分類されるそうだから、意外に近いのかも。

参考:1月9日・朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0108/TKY200901080201.html
成田ゆめ牧場 http://www.yumebokujo.com/

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猫って2009年01月06日

猫のピーちゃん
 写真を見ながら猫を描いた。猫の顔をよく見ると、それぞれのパーツが上手く組み合わさっている。描いてみると猫の顔の構造が良く分かる。目や鼻の形とか、色とか、毛の流れとか、今更ながら発見があって、なかなか楽しい。

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消しゴムはんこで年賀状に彩りを2008年12月17日

消しゴムはんこ作成中
 娘と二人で消しゴムはんこ作ってみました。年賀状をパソコンで打ち出すときれいに仕上がるのですが、どこか味気ないのです。そこで、彩りを添えようと、思いついたのが、コレ。

 彫刻刀を使うので、小学校一年生の娘にはちょっと難しいかも、と心配しました。でも、実際には、刃の先に手を置かないことなど、注意点をきちんと説明したら大丈夫でした。木版画と違って、消しゴムは柔らかく簡単に彫れるので、気楽に出来て楽しいです。

 初心者なので、難しいのはむりですが、年賀状に彩りを添える程度なら、シンプルなもので十分。いろいろ作ってみました(^^)


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年賀状作成中2008年12月12日

年賀状に牛つくってます
 そろそろ年賀状を作成せねば…遅ればせながら取りかかりました。来年はいつもと趣向を変えてみようかな~と思っております。粘土で牛を作ってみました。これは試作品3号です。可愛くできたので、載せちゃいます。

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京都・嵐山を散策2008年11月07日

一足先に色づいた紅葉・二尊院
 かねてより友人と行きたい、と言っていた秋の京都、とうとう実行の日がやってきました。でも早朝、外はあいにくの雨。幸いなことに、出かける頃には雨も止んで、京都・嵐山へ向かいました。

 最初に行ったのは二尊院、午前中なので人も少なく、のんびり散策できました。紅葉の見頃にはちょっと早かったかもしれませんが、それでも、総門を入ったところの参道「紅葉の馬場」は、黄やほんのり紅に染まって、とても美しかったです。朝方降った雨のせいでしょうか、色がとても鮮やかに見えました。いまも十分美しいですが、来週、再来週あたりは、もっとすばらしい景観になることでしょう。二尊院は平安初期の創建で、応仁の乱で消失したそうですが、30年後に再建されたとか。歴史有るお寺なのです。法然上人の親筆、親鸞上人の親筆を展示してありました。また二尊院の名は、「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」という2体の本尊があることによるそうです。お庭で時折聞こえる「獅子脅し」の「カーン」という音もなにやら風雅に思えました。久しぶりに訪れて…しかもとてもいい季節に来ることが出来て感激です。

 その後は、そのまま徒歩で落柿舎へ。二尊院の門前から竹藪の間の道を抜けたところに、宮内庁が管理する内親王のお墓があり、その隣が芭蕉の弟子・向井去来の草庵である落柿舎です。門前には畑が広がって、門の上にはちょうど柿がなっていました。芭蕉はここで「嵯峨日記」を著したといいます。静かな佇まいの庵が2カ所。一カ所は生活の場、もう一カ所は句会を催したところのようです。お庭には「五月雨や 色紙へぎたる 壁の跡」という芭蕉の句碑も立っていました。

 お昼ご飯は、「鯛匠 HANANA」で「鯛茶漬け御膳」をいただきました。偶然入ったお店でしたが、とても美味しかったです。食べ方は3段階…お刺身として味わい、漬け丼のようにご飯に載せて味わい、そして熱々の薄めに入れたお茶をかけて味わいます。とくに最後のお茶漬け、鯛のお刺身が熱いお湯で半生になって新鮮な食感でした。おかずは、薄味で煮た旬の野菜の煮物、鯛の煮こごりゼリー、そしてお漬け物、それぞれ手を掛けた品でした。デザートにワラビ餅も出て、去年の11月にオープンしたばかりの鯛茶漬けの専門店で、使っている鯛や野菜には相当こだわっているとか。

 嵐山行き、友人達の行動力のおかげで実現できました。かけがえのない素敵な時間を大事な友人二人と過ごせたことに感謝です。

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石黒教授講演会「アンドロイドサイエンス-人間を知るためのロボット研究」を聴く――大阪大学 まちかね祭 20082008年11月04日

 大阪大学のまちかね祭、今回の特別企画にロボット工学の研究者・石黒教授の講演会があった。案内に載っている石黒教授とそっくりのジェミノイドの写真に惹かれ、講演会に親子で出かけた。ジェミノイド(Geminoid)とは、ふたごを意味する「gemin」と、「~のような」を意味する「-oid」から、石黒教授がつくった言葉であるらしい。会場では本物のジェミノイドを見ることは出来なかったけれど、石黒教授のお話をたっぷり2時間、ロボットの実験映像等を見ながら聴くことができた。

 石黒教授が作ったロボット達は…全身触覚付きRobovie、三菱重工のワカマル、石黒教授のお嬢さんをコピーしたRepliee R1、愛・地球博に登場した藤井彩子アナウンサーのコピー・Repliee Q1 expo、そして石黒教授そっくりのジェミノイド、ノイズを送ることで赤ちゃんと同じ動きをするロボット、腕の動きを再現したという腕だけのロボット等、どれもインパクトの強いロボットばかりである。「世界の100人の生きている天才」という企画で26位に選ばれたという石黒教授、発想力は確かに独特で、既成概念にとらわれないものを感じた。

 例えば、ロボットに柔らかい皮膚、という発想。石黒教授によれば、「ドラえもんは絶対柔らかいはずです。そうでなければ、のび太は脳挫傷を起こしている」という。言われてみれば、確かに、人間の身近にあって、度々接触するロボットは柔らかい方が安全だろうし、親しみもわくかもしれない。ロボット研究は、工学からのアプローチだけに、メカニズムに偏りがちで、外観は専らデザイナーに頼っていることが多いという。それを、石黒教授は外観、触覚が大切であることに気づき、それをロボットの皮膚の研究、更にロボット製作へと発展させたらしい。

 難しい話が多かったので理解不足かも知れないが、話を聞いた感じでは、石黒教授のロボット研究は、ロボットを現在ある技術や知識を使って極限まで人間に近づける研究と、ロボット利用の可能性を引き出す研究、の2つに大きく分けることができるようである。前者は他の工学研究者や医学研究者との共同研究、後者は平田オリザ教授とのロボット演劇の企画や街頭における社会実験などによって、多くの研究者と共に幾つもの大きなプロジェクトを進めているらしい。今後のご研究の発展がとっても楽しみである。

 今回の講演会は、娘にとっては(もちろん私にとっても)、難しすぎる話だったのだけれど、二時間なんとかがんばってくれたのでありがたかった。終わった後に聞いたら「面白かった」そうだ。彼女なりに得るもの、感じるものがあったのだろう。

 ところで、いまは世界的に有名な石黒教授だが、実験に度々登場するお嬢さん、奥様…家族の研究への協力が、その旺盛な研究活動を支えていることも、今回感じたことの一つである。私もそうなれればいいな~、と思ったりもした。

参考:大阪大学まちかね祭 2008 HP(企画) http://www.machikanesai.com/event.html
知能ロボット学研究室(大阪大学・石黒研究室) http://www.ed.ams.eng.osaka-u.ac.jp/

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ガラス絵の具でアート…運動会の代休の過ごし方2008年09月30日

左が娘の太陽と花、右が私のトトロ
 クッキングでは時間が持たないので、久々にガラス絵の具も母子で楽しんだ。ガラス絵の具、黒い線とカラーの透明色の組み合わせが、ステンドグラスのようでとてもきれいで、手軽にできるので、我が家では定番の休日の過ごし方、になっている。最近はイラスト集や絵本やジブリなどから絵を選んで、絵を写し、それを下絵に作っている。

 まず、ビニールシートの下に下絵を置き、セロテープなどで動かないように固定して、黒の絵の具で輪郭を作っていく。出来たら、乾くまで1時間待つ。その後、カラーの絵の具を載せていく。ガラス絵の具は乾くと透明色になるので、それを念頭に色を載せる。

 娘はイラスト集にあった太陽や花をいろいろ組み合わせカラフルな作品を、私は先日行ったジブリ美術館にあった素敵なステンドグラスを思い出して、となりのトトロを作った。

このあと、お友達が来てくれて、やっと解放された私。子供は子供同士遊んでくれるのがなんといっても一番。

 ちなみに、カラーの絵の具は乾燥に8時間かかるので、仕上がった作品と出会えるのは翌日になる。絵の具が乾いた後、ビニールシートから絵を外すのがちょっと難しいのだが、これは、冷蔵庫を使うと簡単である。冷蔵庫にいれるとパリパリになるので、ビニールシートからきれいに剥がれる。剥がれたら、すぐに柔らかくなって扱いにくくなるので、すぐガラスに貼るのがお勧め。

参考:ガラス絵の具は100円ショップで購入。

手まり、作っています――フェリシモ・手まりコレクション2008年09月28日

娘と一緒に刺している手まり。やっと一つ模様ができました。
 フェリシモで頼んだ手まりコレクション「日本の雅 華やぎの糸を重ねてかがる手まりの会」の手作りキットが届きました。一昨年の大河ドラマ「功名が辻」以来、手まりに興味がある娘のリクエストで頼んだのです。(果たして我々母子に出来るかどうか不安でしたが^^;)届いた手まりは思ったより小さいのと、説明が丁寧で分かりやすいので安心して、早速、娘と二人で刺し始めました。

 このキットは、手まり芯はすでに用意されています。作業の内容は、糸をかがって模様を刺して、美しい手まりに仕上げていくものです。

 今回のデザインは「ますかがり」という刺し方を組み合わせていて、とてもきれいです。静かなせせらぎに広がる水紋をイメージしているそうです。「ますかがり」、最初私がやってみて、その後娘に教えると、娘でも十分上手に刺すことが出来ます。

 娘いわく「簡単だし、楽しい~」とのこと。刺し始めと刺し終わりの処理だけはちょっと難しいので私がしています。少しずつ出来てきました。見本の写真には遠く及びませんが…できあがりが楽しみです。