国旗強奪事件に思う ― 2012年09月03日
8月27日、日本大使の車から国旗が強奪される事件が中国・北京で起きた。国旗に腹が立ったからやった、と犯人は言っているそうだ。
ヘタをすると戦争になりかねない行為、しかも自国政府と警察の面子をつぶす行為を、ドイツの高級車を乗り回すような人間が、突発的にやるなんてことがあるだろうか。金持ちやら大幹部の子弟なら、なおさら分かっているはずだ。彼らが親の名誉と自らの将来を背負っていることを。
この事件が反日という名目があれば、どこまで出来るか、というギリギリのところを見極めての計画的行動だとしたら、これが今後の更なる苛烈な行動の試金石であるとすれば、非常に怖いことだ。
最近の日中関係はとても心配である。友好の気持ちをもっている者にとっては実に胸が痛い。かつての両国間の悲劇が繰りかえされることのないよう、できることはないか考えたい。
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