餃子事件に思う2008年02月29日

 本来餃子は縁起の良い食べ物なのだが…餃子が日本と中国の災いの種になってしまったのは残念なことである。その後の残留農薬の問題などもあって、中国産の食料全体に対する不安と不信が日本人の裾野にまで広がっている。

 中国公安が発表した捜査結果は、それまでの日本に於ける報道とは大きく異なっていて、多くの日本人の戸惑いと怒りを買ったようだ。人為的な犯罪であることは双方が認識しているところであるので、この真相究明を双方が協力して誠実に行えば問題解決、と思えるのだが、中国公安と日本警察の記者会見を見ると、難しそうである。国家の面子にこだわることなく、双方が本当に協力して真相解決を目指してくれたらどんなにいいだろう。

 日本人の中国産の食料への不安と不信が、中国そのものへの不信と怒りに化学変化しないことを願わずにはいられない。