オスネコ? ― 2012年03月21日
日本語勉強中のドイツの方が「オスネコを持っている」と言っていたら、それはもしかしたら、二日酔いを指しているかもしれません。
気づいたら、ブログの更新が滞ってしまいました。これから徐々に復帰しますのでお見捨て無く~。
新年あけましておめでとうございます ― 2012年01月06日
新しい年が明けました。
思えば昨年は日本人にとって大きな試練の一年でした。大地震、原発事故、台風…あまりにも多くの犠牲者…天災と人災の余波は今も続いています。今まで当たり前だと思っていたことが、実はかけがえのないものだと気づかされましたし、様々な形で安全についても考えさせられました。
一方、昨年は、日本国内はもとより、中国や韓国、東南アジア、インド、アラブ諸国、アメリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ…世界中の人々が被災した人々に能う限りの支援を贈り、優しい眼差しを注ぎ、温かい声や歌を沢山届けてくれた年でもありました。年末恒例の紅白歌合戦の歌も、心に響く温かい言葉と歌に溢れていました。これら温かい心こそが、これからも試練が続く日本社会を支える希望となり、活力のもとになると信じたいです。私も一つでも多く出来ることを探したいと思います。かけがえのない人生、いつ終わるか分からない人生、精一杯生きたいものです。
本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
紫外線アレルギーの話 ― 2011年07月04日
翻訳の仕事が一段落ついたので、ようやく近所の皮膚科を受診した。数年前から紫外線アレルギーの症状が出ていたのが、今年になって悪化気味である。短時間でも強い日差しに当たると日焼け止めをしても、長袖を着ても腕や顔が真っ赤になってしまう。
二時間半、本を読みながら待合室で待った。ようやく順番がきたものの、大きな収穫は無かった。ステロイドの塗り薬を処方され、ハーブティをしばらく飲まないで様子を見てみましょう、と言われただけだった。
こうなったら、仕方が無い。幸い最近はオシャレなUVカットの服や帽子や日傘もある。それらを使って何とかこの暑い夏をしのごう。それにしても、紫外線アレルギーの効果的な治療法はないものだろうか。
6月の生活 ― 2011年06月29日
一方、娘は、今月からスイミングに通うようになり、腹筋に励んだり、少女時代のダンスを踊ったり…しています。今までは身体を動かすのに苦手意識があったのですが、この頃急に活動的になりました。もちろん相変わらず、学校の図書室で借りてきたファンタジーやら、『なっちゃん』という鉄工所をきりもりする女の子が主人公の漫画、『ベルばらキッズ』なども読んでいます。工作と手芸熱も未だ続いていて、潜水艦をお父さんと作ったり、それから昨日はタミヤの工作キットでロープーウェイを作っていました。ロープーウェイは全部一人で出来たと誇らしそうでした。少し変な音がしたので、これはお父さんに見てもらっていましたが。家には手芸クラブに入ってから作ったクッションが二つ、お休みグループに加わりました。そんなわけで、一日の時間が24時間ではとても足りない、という感じで密度の濃い日々を過ごしています。
小さなイチゴ ― 2011年05月30日

お茶のお稽古 ― 2011年04月20日
久しぶりにお茶のお稽古に行った。炉のお点前がようやく身についてきたというのに、来月からは風炉になると聞いて少しばかり憂鬱である。友人によれば風炉は柄杓使いなど、見せ所がいくつもあるという。お茶に向いている人はそういう部分が好きなのだと思う。
正直なところ、私は自分でお点前をするよりも、上のお点前を見たり、友人が点てた美味しいお抹茶をいただいたりするほうが好きだ。元来が好奇心旺盛で食いしん坊だから仕方が無い。
お茶をやってよかったと思うのは、今まで見えていなかった日本の伝統文化に近づけたことである。客の身分やシチュエーションに合わせた数々のお点前、畳の歩き方、障子の開け閉め、お茶事の作法、水屋の仕事など…いろいろなところに伝統的な日本の暮らしや日本人の価値観が潜んでいる。そういうものを発見するととっても楽しい。これが私の茶道の楽しみである。
でも一方で、経済的にも時間的にも精神的にも余裕があり、文化への造詣が深い者同士が趣向を凝らして人をもてなし、互いの知識や宝物を披露する、という実に贅沢な趣味人の世界でもあると思う。そういえば、中国の「茶芸」の世界でも、「紫砂茶壺」の職人を呼んで話を聞いたり、お茶についてうんちくを語ったり…こういう趣味人の世界、のようなものが復活していると聞いた。豊かなところに、趣味人が生まれ、その趣味人が文化を支えていく、そんな構図が頭に浮かんだ。
家族で宇治ウォーキング ― 2011年04月10日
京都宇治へ電車で出かけた。花見客で混んでいると聞いていたので、公共交通機関を使うことにしたのだ。この季節は爽やかで緑も花も美しく、ウォーキングには最適だ。体力が戻っていないので、久しぶりの遠出にはためらいもあったのだが、いざ出かけてみると、とても楽しかった。
宇治川の畔は桜が満開で、花見客がいっぱいだった。畔を散歩したあとは、遊覧船に乗って河岸を眺め、その後は平等院へ行った。敷地内に立派な美術館「平等院ミュージアム鳳翔館」があり、本物の梵鐘や飛天が展示され、更に建築された当時の極彩色の建物や金色に光る仏像を再現したCGが紹介されていた。極彩色と黄金色も眩しい映像を見た美術館見学のあと、いよいよ本堂を見学した。今回は、台座から外して本堂から持ち出して修繕したという阿弥陀如来を身近で見ることができた。よくもこんなに大きいものを扉から運び出したものだ。かつては色鮮やかだったのが、現在は色褪めて私の目の前にあった。千年とはなんと長い年月であろうか。
栄誉栄華を極めた藤原氏が当時の建築技術の粋をこらして作ったとはいえ、木造の建物と仏像が、火災にも戦災にも遭わず、天災からも逃れて、今も威容を留めているのは、奇跡的だと思う。宇治川の橋はたびたび流されたというから、ここが水害に無縁であったはずはない。
寺院を大事にする人々の愛護があってこそ、であろう。
この日の万歩計は一万六千歩、帰路はさすがにぐったり。でも気分は爽やかである。体調のこともあって、外出を控えていたけれど、少し自信もついた。これを機に体力回復に努めようと思う。

募金の話 ― 2011年03月17日
娘が小学校から帰宅して興奮しながら「学校でぎえんきんを集めるの!」と言った。差し出す紙を見ると小学校の児童会からの義援金を募集するプリントである。「明日と明後日校門のところで集めるんだって。じぶんでだしたい。」と言うではないか。二人で相談して金額を決め、娘が自分で五百円、これに私の分も加えて封筒に入れて渡した。たった五百円だが、一週間に百円のお小遣いの娘にとっては大きいはずだ。日々のニュースに彼女なりに胸を痛めているのだろう。
何かしたいという気持ちは私も同じである。全国に、あるいは世界のいろいろなところにそういう人が沢山いるに違いない。いまは義援金にせよ、物資にせよ集めるチャンスだといえる。ただ寄付の受付先は多いけれど、何に使われるか、いつ被災者に渡るのか分からない状態だ。それらもあっていい。けれど、更に被災地でも避難所や地区ごとに必要な物資を常に伝えられる方法を確保し、現状を踏まえて各分野の専門家の見積もりを出して、お金と物資を具体的にどのくらい必要かをきめこまかく把握できないものか。可能なら、それを集計する窓口を一本化し、寄付についてもデータバンクを一本化して本当に必要なものを必要なだけ寄付できて、被災地に送る体制を整えられたらいいのに、と思う。物資の送り先も各自が選ぶのではなく、寄付者が属する地方自治体宛にして、寄付金は医療費・復興建築費等目的別に寄付者の意図に沿って振り込めるようにして、受付と同時にデータバンクに登録、全国単位で不足&過剰の物資や金額を把握し、過剰な物資は断って、不足分について寄付を募り、日々の寄付の結果をテレビ等のテロップで公開したら、効果的な支援ができるし、送る側も送られる側も励みになる。国の主導で専門家、研究者、ボランティアの協力を得られれば、いまの技術なら可能だろう。
大地震発生からもうすぐ一週間になる。大地震以来、予断を許さない日々が続いている。ニュースが気になって仕事もなかなか手に着かない。被災した方や救助に当たっている方、原発の事故の影響で不安な毎日を送っている方、地震の影響を受けている方…どうかがんばってください。
咳喘息と漢方薬 ― 2011年02月10日
長らく御無沙汰しています。ブログを更新できていなくてずっと気になっていました。
1月中旬から咳が抜けず、家にこもっています。かかりつけの医師の紹介で呼吸器科を受診したら、咳喘息か逆流性胃炎との診断でした。始めて喘息や胃炎と言われて戸惑いました。なにより咳をすると声が出なくなるのも困りものですし、逆流の不安を抱えているので外出がためらわれたのです。
そんなとき、ふと思いついて、妹(薬剤師で中国の中医薬大学で中薬を学んだ経験も)に相談したところ、「六君子湯」を勧めて貰い、これを飲んだら症状がグッと改善しました。
妹のアドバイスは「舌苔が厚くて黄色っていうことは胃の湿気がたまっていますね。これは半夏と陳皮がよく効きますよ。舌苔が薄く黄色っていうことは炎症があることを意味します。陳皮・半夏が喉や気管支の軽い熱を冷まします。六君子湯飲んで、舌苔が薄くなってきているか経過観察してみてね。」というものでした。早速「六君子湯」を入手して飲んでみると、いままでの嘔吐まで引き起こす激しい咳がおさまり、体が楽になりました。
まだ咳は出ていますが、体感としてはずいぶんよくなったようです。症状や病気によっては漢方薬の方が効くのですね。
でも、夫に「ゆうみは妹に聞けばいいけれど、普通の人は誰に聞けば良いんだろう。漢方薬局かな」と言われ、うーんとうなってしまいました。薬というのは規制が厳しい分野で、日本では薬剤師が処方できる漢方薬の種類も限られています。深刻な病気なら北里大学の東洋医学研究所などもありますが、信頼できる漢方薬局を探すとなると確かに難しいですね。
中国人旅行客の心をつかむ ― 2011年02月04日
「インバウンド中国ビジネスへの挑戦セミナー」に参加しました。インバウンド(inbound)とは 他地域からの入域客のことで、旅行業界では海外から日本への観光客を指すようです。今回は以前一緒に本を書いた筧武雄さんが講演することもあって声を掛けていただいたのです。未知の分野を探検するような気持ちで出かけました。 最初は水谷浩さん(インバウンド・コンサルタント代表、中国語通訳案内士)の講演でした。要点は主に3点、一つ目は日本の外国人特に中国人受け入れ情況、二つ目は中国マーケットの可能性、三つ目は中国観光客のなかでも個人客をつかむ戦略、です。 水谷さんによれば、日本は観光資源が豊富で治安がいいにもかかわらず、外国人旅行者受け入れ数は他国と比較すると非常に少ないといいます。確かに配付資料では日本の外国人受け入れランキングは世界で28位(2006年)、ベルギー、モロッコ、チュニジア、チェコ、韓国がそのあとに続きます。ちなみに1位はフランスで一年に7800万人、2位はスペイン、3位はアメリカ、4位は中国です。水谷さんに「日本は砂漠の国や内乱があったばかりの治安の悪い国と変わらないんですよ」と強調されて、ようやく28位という順位が低いという実感がわいてきました。それでも昨年の日本には861万人の外国人旅行客が訪れたようです。もし、尖閣諸島の事件がなければ、1000万人いっていただろう、とのことでした。それというのも、中国、台湾、シンガポール、華僑等の中華圏の観光客は日本を訪れる外国人観光客の4割弱、確かに大きな市場です。特に中国からの観光客はまだ未成熟であり、今後も伸びる可能性が高いというのも頷けます。 そういえば、友達が日本の旅行業界は公告があまり上手ではないと思う、と言っていました。日本は美しい自然、美味しい料理、便利な交通手段、良好な治安など、旅行者にとっては安心で嬉しい要素が揃っているけれど、それを国外の旅行好きの人々に知らせる手段に長けていないというのです。水谷さんは関西方面の「インバウンドに喜ばれる百銘選・百体験」というのを企画して、個人客取得を目指しているようでした。この内容はいろんな体験があって、日本人の私でも参加したいくらい面白そうな企画が満載です。インバウンドの視点で見直すと、いろいろ改善する手立てが見つかりそうですね。 次に筧さん(チャイナインフォメーション21)。こちらは「インバウンド中国人客の顧客満足とは」というテーマでした。内容は中国人の心を捉えるコツ、といったところです。中国人は「講道理」であり、説明能力が求められる、「留面子」プライドが高いので面子をつぶしてはならない等の基本的なことから「ロバ引き商法」いわゆる人目を惹く商法が効果的であることや「以稀為貴」珍しいものを珍重する等まで。ビジネスの視点でさまざまな具体例を紹介しながらだったので、とても面白かったです。筧さんはインバウンドというよりは、中国進出の方がご専門なのですが、中国人とのビジネスの基本は特に人間の信頼関係というのは共通しているようですね。
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