四川大地震に思う2008年05月13日

 四川省でマグニチュード7.8の地震が起きた。1976年に河北省唐山で起きた地震もマグニチュード7.8だったと思う。あのときは確か24万人の死者だった。今回の地震で、いまも一万人以上の人が生き埋めになっているという。一刻も早い救助活動で一人でも多くの命を救い、、被害の拡大を食い止めて貰いたいものである。

 北京オリンピックを控え、チベットの暴動を抱え、そして大地震…まさに「前門狼後門虎」…胡錦涛氏も大変であるとは思うが、すぐに温家宝氏を派遣し救援活動の指示を出す迅速な対応はさすがである。それにしても、日本や他の国も救援準備を整えて救援要請を待っているとのこと、こういうときこそ、「示弱」であるべきだろう。この機会を捉えて、早急に率直に国際社会の救援を仰ぎ、深く感謝の意を表すことが、オリンピックの成功や国際社会における中国のイメージ回復に繋がるような気がする。

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