学習発表会「ミステリー・きえたゆびわをさがせ」2009年11月28日

 昨日は一年に一度の学習発表会だった。娘は、役決めのときにタイミング良く学校に復帰したおかげで、希望通り「まちのひと」になれた。嬉しそうに報告してくれた娘だが…台本を見ると、「まちのひと」はとても地味な役。この役の何処が娘を惹きつけたのだろう、不思議に思って理由を聞いたところ、「この役の言葉が一番女の人らしかったから」という回答だった。この後…役決め直後にインフルエンザで一週間お休みしたものの、「まちのひと」のセリフが多くなかったおかげで、すぐ覚えられたし、歌の練習もなんとか間に合って、無事本番を迎えることができたのだった。

 劇のタイトルは「ミステリー・きえたゆびわをさがせ」。小学校低中学年向けの歌と台詞で構成された劇である。あらすじは以下の通り。


むかしむかし、あるところに、魔法の指輪の国があった。魔法の指輪のおかげで、いつも平和だった。ところが、指輪がぬすまれ、「たぬきのてがみ」という不思議な暗号文の手紙が残される。その暗号を解くと、盗んだのは大魔神だとわかる。おとなたちがおそれおののくなか、子どもたちは、指輪を取り返すための冒険の旅に出る。とちゅう、火の巨人、水の魔神と出会い、彼らの出した暗号文(「ことりのてがみ」「かみきりむしのてがみ」)のなぞをときながら、すすんでいく。最後に出会った大魔神は、子どもたちに「かたつむりのてがみ」を見せる。さあ、大魔神の正体は!? 指輪のゆくえはどこか!!


 歌もお芝居も子供達が一所懸命にやっているのが分かって、なかなか可愛かった。例年は体育館の舞台を使うそうだが、今年はインフルエンザ流行を予防するため、教室で行われたので、客席との距離が近く、子供の表情がよく見えて却って良かったような気がする。

 なにより…この秋は運動会も遠足も参加できなかったので、今回の学習発表会でクラスメートと楽しい時間を共有できて本当によかった。