「80後」と「90後」の評判2010年03月29日

住宅奴隷「房奴」と子供奴隷「孩奴」になっているのは、おもに「80後」と言われる80年代以降の改革開放下に育った一人っ子政策世代人々であるという。

中国では経済成長下育った一人っ子政策世代を、1980年代生まれは「80後」と呼ぶ。以前は「小皇帝」と言われていた子供達が大きくなって、今や親になっている、と思うと感慨深い。80後といえば、現在20歳から30歳で、中国における一般的なイメージは「無責任」「自分勝手」「反逆的」「愚か」、と評判は芳しくないが、実際にはネット人口の半分くらいは80後であるといい、日本から流入したサブカルチャーを娯楽として育った世代で、世論を喚起する力も持っている。

そしてこの後に控えている1990年代生まれは「90後」、90後といえば、現在10歳から20歳で、中国における一般的なイメージは「自己中心的」「スターの追っかけ」「ネット中毒」「自信喪失」「子どもらしくない」「市場に左右される」「個性を重視」「集団行動が苦手」「党や国への忠誠心が欠如」、とこれもあまり評判はよくないが、特徴を見ると今の日本の子供との共通点が一番多い世代かもしれない。