手作り自動販売機であそぶ――夏休みの工作2009年08月15日

手作り自動販売機を上から覗くと…
 いま、娘の中でブームなのが「自動販売機」ごっこ、である。夏休みに入ったばかりのころ、夫と娘二人で作った自動販売機が徐々に進化を遂げながら大活躍である。この工作、設計は夫、作業は難しいところを夫が、画用紙を切るなど簡単なところは娘が担当した。

 材料は紙だが、夫が真剣に考えて作ったものだから、よくできている。カードを差し込んで引き下ろすと、品物が出てくるシンプルな仕掛けである。入れられる品物は二個までで、続けて遊ぶには、後ろで補充する必要がある。

 今回の工作はなかなか難しかったので、娘の出番は少なかったが、むしろ娘の本領は完成後の工夫の部分で発揮された。ビー玉を入れたり、可愛い絵を入れたり、楽しい工夫をして、「自動販売機」ごっこ、なる新しい遊びを始めたのである。

  「自動販売機」の前に立つと「いらっしゃいませ」と言って品物を補充、その後「カードを入れてください」と言って、カードを差し込ませる。まるで、最近の話す自動販売機そっくりである。これがお気に入りで、一日中、暇さえあれば「あそぼう。自動販売機であそぼう」と誘いに来る。

 最近は、私のアイデアで「おみくじ」販売機にもなり、娘手作りのコインでの販売も始まるなど、少しずつ進化を遂げている。私としては、これが、どんな遊びに変化していくのか、さりげなく注目している。これでお友達と遊んでくれたら、もっとありがたいのだが…、もしかしたら、こんなふうに親を遊びに誘うのもいまのうちだけかもしれないと思うと、今を大事にしようとも思うのである。

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