パキスタンの文化に触れる2010年10月25日

 パキスタンの留学生の家に招待されて、家族で出かけた。ご主人、奥さんとも博士後期課程の学生さん。私と娘は初対面だった。

 カレーやフルーツのサラダやピラフ、ライスプディング(←これは3時間もずっと混ぜながら煮るとっても手間のかかるデザート)など、精一杯のお料理でもてなしてくれた。イスラム教徒なのでもちろんお酒はなし。豚肉などを使わない他は、インド料理とあまり変わらない、と言っていたけれど、私から見れば、珍しい料理ばかりで、味付けも凝っていて、入っているものも、発想が違う。

 会話はほぼ英語だった。大学の授業も英語で受けているらしい。夫がほとんど話して、私は娘に話の内容を説明する、といった感じで会話した。パキスタンの文化について、日本との違いなど、気づいたことをいろいろ話してくれて面白かった。例えば、パキスタンではいまも大家族制が根強く閉鎖された社会である、とか、婚礼は最低三日三晩続く、とか、大学の先生と学生の関係は日本のようにフレンドリーではない、とか…

 話している内に、私も自分からいろいろ話しくなった。でも、言葉というのは、聞いて分かっても、話さないととにかく出てこないもの。簡単な言葉さえでてこなくて、本当にもどかしい…これを機に英語も話す練習をしないと…と思い切ってたどたどしいながらも話し出すと、やはり楽しかった。言葉が通じるって嬉しい。久しぶりにそういう嬉しさも体験できたのはよかった。もっとも娘は言葉も分からないし、お料理も慣れないし…で輪に入れなかったけれど、彼女なりにいい体験だったらしい。そのうち留学生も少し日本語が出来るようになり、娘と私も英語が進歩したら、もっと楽しく会話できるかもしれない。

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