オリンピック開幕式、赤いワンピースの美少女が歌った「歌唱祖国」2008年08月09日

音楽課本の「歌唱祖国」
 オリンピックの開幕式、赤いワンピースの9歳の少女・林妙可が歌った「歌唱祖国」が印象的だった。「歌唱祖国」は現行の『義務教育課程標準実験教科書 音楽(線譜)』7年級上冊、中学校一年生で学ぶ音楽の教科書にも載っている。革命舞台劇『東方紅』の中華人民共和国建国のくだりで歌われる歌で、文化大革命中にもずいぶん歌われた歌である。
 
 国旗掲揚、国歌斉唱へと続くあの場面は、主催者側にとっては開幕式でなかでも、大変重要な意味を持った場面だったに違いない。少数民族の衣装を着たたくさんの子ども達、そして、あの赤いワンピースの少女…昔の映画を見ているような錯覚にとらわれた。
 それにしても、林妙可という少女、国旗掲揚台で、実に堂々と歌っていた。可愛らしい外見ながら、すごい度胸である。数千人のオーディションで選ばれ、周囲の人にも半年間秘密にしていたらしい。

 

参考:人民教育出版社HP http://www.pep.com.cn/

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